[新版]我々は人間なのか? - デザインと人間をめぐる考古学的覚書き
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[新版]我々は人間なのか?
デザインと人間をめぐる考古学的覚書き

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¥3,300 (税込み)

Description

人間はデザインし、デザインしたものによってデザインしかえされる──
大きな反響を呼んだ越境的デザイン考、待望の復刊!

先史時代(石器)から現代(ソーシャルメディア)に至るまでの、人間と人間が作り出した人工物(artifact)との関係性を照らし出すことで、現在の私たちが理解している「人間」と「デザイン」の意味に揺さぶりをかける本書は、近年注目を集める存在論的デザインへの最適な入り口となる一冊です。
新版となる本書では、デザイン実務家にして理論家、ソシオメディア株式会社の上野学氏による論考を加えています。

※本書は2017年10月に刊行した『我々は 人間 なのか?』に修正・新規原稿を加えた改訂新版です。構成内容に変更はありません。

ISBN:978-4-8025-1265-7
定価:本体3,000円+税
仕様:A5判変型/336ページ
発売日:2023年01月25日
著者:ビアトリス・コロミーナ 、 マーク・ウィグリー
翻訳:牧尾晴喜
デザイン:飯田将平(ido)

Profile

ビアトリス・コロミーナ(Beatriz Colomina)
1952年スペイン生まれ。プリンストン大学建築学部教授、メディア&モダニティ・プログラムの創設者にしてディレクター。翻訳書には『マスメディアとしての近代建築―アドルフ・ロースとル・コルビュジエ』(松畑強訳、鹿島出版会、1996年)。その他、著書多数。建築、芸術、性、メディアに関する問題を横断的に扱っている。第3回イスタンブール・デザイン・ビエンナーレの共同キュレーター。

マーク・ウィグリー(Mark Wigley)
1956年ニュージーランド生まれ。コロンビア大学GSAPP学部長(2004〜2014年)。1988年、建築家フィリップ・ジョンソンとともにMoMAの「Deconstructivist Architecture」展のキュレーターを務める。2005年にはレムコールハース、オレ・ボウマンとともに建築雑誌『Volume』を創刊する。第3回イスタンブール・デザイン・ビエンナーレの共同キュレーター。ビアトリス・コロミーナとは夫妻。

Contents

1. デザインという鏡
2. 変化する人間
3. デザインの衝撃
4. 人間の発明
5. 装飾する種
6. ユートピアだより
7. よいデザインは麻酔である
8. 健康のデザイン
9. 人間中心デザイン
10. 摩擦のないシルエット
11. 身体のデザイン
12. 倒錯としてのデザイン
13. 亡霊のデザイン
14. 不安定な身体
15. ホモ・セルラー
16. 2秒間のデザイン

解説─「デザイン」をめぐる認識論的転回(伊村靖子)
論考─人間生成とデザイン(上野 学)

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