THE BOOK OF CIRCLES - 円環大全:知の輪郭を体系化するインフォグラフィックス
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THE BOOK OF CIRCLES
円環大全:知の輪郭を体系化するインフォグラフィックス

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¥4,180 (税込み)

Description

情報可視化の分野の第一人者であり、Googleのデザイン・リードを務めるマニュエル・リマ編纂!
『思考の体系学』『系統樹曼荼羅』の著者、三中信宏氏 監訳。

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本書を手にした読者は、数々の円環型ダイアグラムがつくりだすもうひとつの図像世界を旅することが約束されている。その意味で、本書はまちがいなく稀有の読書体験となるだろう。
ーー三中信宏「監訳者解説」より
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一千年に及ぶ人間の知の可視化を分析した前作『THE BOOK OF TREES - 系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』の姉妹本となる本書では、情報可視化の表現において採用されることの多い「円環」レイアウトに着目し、古今東西の300を超える図版とともに、その可能性を次の3つのアプローチから読み解いていく。

1)人間の知識のあらゆる領域において、円環が普遍的な存在となった状況を明らかにする。
2)なぜ人間が「円環」という形状に惹きつけられるのかを、近年の認知科学研究で明らかになった知覚バイアスを基に説明していく。
3)円環レイアウトの多様性と柔軟性を、21の分類体系によって提示する。

これらの考察により、より現代に則した形で、どんな複雑なものでも表現できる円環の無限の可能性に触れることができる。情報デザイン領域においてはもちろんのこと、人間によるあらゆる表現領域において参考となる一冊。
 

ISBN:978-4-8025-1070-7
定価:本体3,800円+税
仕様:B5判/280ページ
発売日:2018年02月23日
著者:マニュエル・リマ
監訳:三中信宏
翻訳:手嶋由美子
デザイン:中山正成(APRIL FOOL Inc.)

Profile

マニュエル・リマ(Manuel Lima)

『クリエイティブ』誌で「2009年の世界で最も創造的で影響力のある50名」に選ばれたマニュエル・リマは、英国王立芸術協会の会員、Googleのデザイン・リード、VisualComplexity.comの創設者でもあり、パーソンズ美術大学の常勤講師としてデータ可視化について教えている。

 リマは情報可視化の分野の第一人者であり、TED、Lift、OFFF、Eyeo、アルス・エレクトロニカ、IxDA Interaction、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、イェール大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート、ニューヨーク州立大学のティッシュ・スクール・オブ・アート、パリ国立高等装飾美術学校、アムステルダム大学、そしてメディアラボ・プラド・マドリードなど、世界中の国際会議や大学、催し等で講演している。また、『ワイアード』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『サイエンス』誌、『ビジネスウィーク』誌、『クリエイティブ・レヴュー』誌、『ファスト・カンパニー』誌、『フォーブズ』誌、Grafik誌、SEED誌、étapes誌、『エル・パイス』紙など、さまざまな雑誌や新聞で取り上げられている。

 初めての著作『Visual Complexity: Mapping Patterns of Information』(2011年、Princeton Architectural Press、New York)は、フランス語、中国語、そして日本語(マニュエル・リマ[久保田晃弘監修/奥いずみ訳]『ビジュアル・コンプレキシティ:情報パターンのマッピング』2012年、ビー・エヌ・エヌ新社)にも翻訳されている。第2作の『The Book of Trees: Visualizing Branches of Knowledge』(マニュエル・リマ[三中信宏訳]『系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』2015年、ビー・エヌ・エヌ新社)は、宗教の中世的解釈に深く根づいたものから、現代の世俗的でデジタル的なテーマに至るまで、木というレンズを通して800年にわたる人間の文化を概観している。

Contents

序文
謝辞
序章
円環の分類

Family1 輪と螺旋 RINGS&
Family2 車輪図とパイチャート
Family3 グリッドと経緯線網
Family4 環状増減図
Family5 形状と輪郭
Family6 地図と計画図
Family7 ノードとリンク

監訳者解説:円環の花園——洋の東西をまたぐある図像世界の多様な展開

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