みんなではじめるデザイン批評 目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド
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みんなではじめるデザイン批評
目的達成のためのコラボレーション&コミュニケーション改善ガイド

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¥2,420 (税込み)
BNNサイト / 品切れ
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Description

よりよいデザインへ向かうために
コラボレーション・スキルとしての「批評」のしかたを身につけよう。

ネット上のレビューシステムやSNSの誕生で、誰でも製品やデザインに対して「批評」を行いやすくなりました。
しかし本来の「批評」というものは、好き勝手に意見を述べたり、フィードバックという名のもとに権威を主張したり、計画をごり押しするためのものではなく、デザイン・制作に関わるすべてのひとが、本来の目的にそってその成果物をよりよいものにするために行うべきものです。
デザインにおいて何が機能しているのか(あるいは機能していないのか)、目的を達成するために、今採用しているデザインは正しいのかどうか。そういったことを建設的に議論できる場を制作のプロセスに取り入れれば、もっともっとよいデザインが生まれるはずです。

本書では、デザイン・コミュニティで著名な2人の著者が、その豊富な経験から生まれた教訓を活かし、よいフィードバックと悪いフィードバックについてや、「批評」を制作プロセスに組み込むためのヒント、実行可能なアドバイスや会話のテクニック、チーム内や対クライアントとのコミュニケーションやコラボレーションの構築のしかたなど、本来目指すべきかたちで、よりよいデザインを生み出すための方法を解説しています。
デザイナーだけでなく、作っているもの、生み出されるものをもっとよくしたいと思うすべての人に読んでもらいたい一冊です。

・日本語版序文:長谷川恭久 氏
・すぐに使えるチートシートダウンロード付き

ISBN:978-4-8025-1020-2
定価:本体2,200円+税
仕様:A5判/216ページ
発売日:2016年05月24日
著者:アーロン・イリザリー、アダム・コナー
翻訳:安藤貴子
デザイン:中西要介

Profile

アーロン・イリザリー(Aaron Irizarry)
Nasdaq Product Designでユーザー・エクスペリエンス担当ディレクターを務め、スタートアップや大企業のために10年以上オンライン製品の開発に携わっている。講演家、企業コンサルタントでもあり、デザイン・スタジオや協働的な批評のためのワークショップを開催し、企業の製品チームやステークホルダー/マネージャーがより効果的な製品デザインのディスカッションができるように力を貸している。

アダム・コナー(Adam Connor)
ニューハンプシャー州プリマスのデザイン会社Mad*Powの組織デザイン担当副社長兼エクスペリエンス・デザイナー。2009年から、世界中のチームや組織がよりよい協働の方法を理解し、革新的な新製品やサービスを生み出せるよう尽力してきた。Mad*Powにおける仕事や、エクスペリエンス・デザイン、コンピューター科学、イラスト、映像における幅広い経験を通し、Adamはデザイン・プロセスで建設的なフィードバックを与え、受けることの重要性、そしてチームが共に創造的かつ生産的な仕事ができるようになるうえで建設的なフィードバックが果たす役割について学んだ。

Contents

まえがき
日本語版まえがき:長谷川恭久
序文

■第1章:批評を理解する
会話が重要
「フィードバック」を頼むときの問題
批評はなぜそれほど重要か
ライフスキルとしての批評
批評を取り入れて、先に進む
まとめ

■第2章:批評とはどのようなものか
批評に関わる2つの立場と、心構えの重要性
批評を与える
批評を受ける
批評、会話、質問
まとめ

■第3章:文化と批評
よい批評を生み出す組織文化の育成
インクリメンタル・プロセスとイテレーティブ・プロセス:その意味と重要性
批評のための基盤を作る
人が作る批評の障壁
批評の練習
分散型チームおよびリモート・チームのメンバーと批評を行う
まとめ

■第4章:批評をプロセスの一部にする
批評の機会を作る
頭に入れるべきこと
スタンドアロン型の批評
協働活動
デザイン・レビューを行う
まとめ

■第5章:批評のファシリテーション
批評のルールを理解する
「好き」「嫌い」ルール
準備とスタート
効果的なファシリテーションのためのツールとテクニック
批評を集め、活用する
まとめ

■第6章:扱いにくい人々、やっかいな状況
扱いにくい人に対処する
やっかいな状況に対処する
まとめ

■第7章:サマリー —批評はすばらしい協働の中核をなす
フィードバックの先に進む
批評を取り入れる
難しい状況に対処する
やってみる

Appendix:批評をダメにする10の悪しき習慣

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