齊藤義明(野村総合研究所)
NRI(野村総合研究所)アメリカ ワシントン支店長、コンサルティング事業本部戦略企画部長などを経て、現在、未来創発センター 2030年研究室室長。政策や企業経営コンサルティングの現場でこれまで100本以上のプロジェクトに関わる。専門は、ビジョン、イノベーション、モチベーション、人材開発など。主な著書としては『次世代経営者育成法』(日本経済新聞出版社)、『モチベーション企業の研究』(東洋経済新報社)などがある。
日本の革新者たち
100人の未来創造と地方創生への挑戦
Description
社会課題が山積みとなっている今の日本で、
「成功していく起業家の実像」とは?
地方創生プロジェクトのリアルな最前線とは?
従来になかった革新的な切り口を持った事業モデルを生み出した、日本の100名以上の起業家(=革新者)たち。
彼らとの対話により、未来創造のためのシンボリックなパターンを探ってきた著者が、2030年までに予測される人口減少・地方消滅など、日本の社会課題を解くトリガーとして、革新者たちの能力と戦略思考の核心に迫ります。
また現在、野村総合研究所が革新者たちと取り組んでいる地方創生プロジェクトの最前線、試行錯誤を繰り返しているプロセスの実態を公開。実践的な現場のノウハウを披露しています。
現在またはこれから地方創生に関わる起業家・ビジネスマン必読の書!
ISBN:978-4-8025-1027-1
定価:本体2,000円+税
仕様:四六判/240ページ
発売日:2016年06月08日
著者:齊藤義明
デザイン:山浦隆史
Profile
Contents
プロローグ ─ 革新者100人との対話
Chapter 1. 革新者とは誰か?
現場の最前線の挑戦の中に、未来創造のパターンが宿る
革新者の定義
革新者は社会課題を解くトリガー
革新者の発掘法
Chapter 2. 革新者たちの未来創造パターン
社長が年間60泊もキャンプに出かける経営 ─ マネジメント・バイ・キャンピング
1粒1000円のイチゴを生み出すIT農業
福祉はかわいそうから面白そうへ
人口減少時代に、人口を16%も増やし、しかも若返ったまち
フィリピンの貧困街に100のビジネスを立ち上げる国際起業家
顧客のボヤキから世界初の商品を生み出すしくみ
100年の時間軸を持つ金融
涙を減らす保険
Chapter 3. 革新者が持つキラー・スキル
経営管理者と革新者では、キラー・スキルが決定的に異なる
1. あたりまえを疑う
2. Needsを探すのではなく、Wantsを創造する
3. 「面白い」から始めて、社会課題の解決につなげる
4. 同類とはつるまない
5. マイナスをプラスへ
6. 武器としてのTED
7. 革新者の裏条件は、打たれ強さにある
Chapter 4. 革新者たちと地方創生に挑む
100人の革新者とのネットワークをどう活かすか
地方創生に対する問題意識 ─ 「ドーナツ化現象」を超えて
イノベーション・プログラムの基本デザイン
1. キックオフ・セッション
2. 革新者刺激セッション
3. 事業創発セッション
4. 事業化支援セッション
推進体制は、実践的な産学官金言連携体制を構築
なぜ北海道十勝で成功したのか?
エピローグ ─ イノベーションの触媒
Errata
初版第1刷 | |
p.35 6行目 |
誤:自分の欲しいものを自分の欲しい。タイミングでリリースすると、 正:自分の欲しいものを自分の欲しいタイミングでリリースすると、 |