CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
Preview
Preview

CLO: DIGITAL MODELISM
3DCGではじめる新しいファッションデザイン

Share
Preview
  1. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  2. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  3. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  4. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  5. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  6. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  7. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  8. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  9. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  10. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
  11. CLO: DIGITAL MODELISM - 3DCGではじめる新しいファッションデザイン
¥4,180 (税込み)

Description

ファッションデザイン向け3DCAD・CLOで"遊ぶ"ための実践的解説書!

アパレル業界だけでなく、ゲーム・CG・アニメ業界からも多大な注目を集めるソフトウェア、CLO。2Dの型紙(パターン)編集と3Dのモデリングを行き来しながら衣服を形作る「クロスシミュレーション」機能が実装された、可能性あふれるデザインツールです。

本書は、3DCG未経験でも、服飾に詳しくなくても、CLOを用いたファッション表現に踏み出せるよう構成されています。
アバター(モデル)を読み込み、型紙を編集し、縫い合せ、スタイリングする。生地の質感を再現し、モデルにポージングをさせ、レンダリングをして魅力的なビジュアルを作り出す。あるいはモデルをアニメーションさせ布をはためかせてみる——
こうしたCLOが持つ主要な機能を紹介しながら、シャツやワンピース、そしてミリタリーコートの制作/演出方法をチュートリアル形式で解説します。

著者は、リアル/デジタルなファッションデザインを第一線で実践するHATRA(ハトラ)の長見佳祐氏。日頃の制作でCLOを存分に活用しクリエイティビティを発揮してきたデザイナーによる丁寧かつ刺激的な解説とともに、「新しいファッションデザイン」をあなた自身で切り拓きましょう!

◎明日のファッション/表現に光をあてる濃密トークも収録!
 インタビュー:Neuro Studio, ちゃま, TELYUKA
 寄稿:難波優輝
◎サンプルファイルのダウンロード可
◎CLO ver 7.0 対応|姉妹ソフト・Marvelous Designerをお使いの方でも本書を活用していただけます(※一部機能は非対応)。

ISBN:978-4-8025-1184-1
定価:本体3,800円+税
仕様:B5判変型/288ページ
発売日:2023年02月01日
著者:長見佳祐(HATRA)
デザイン:杉山峻輔

Profile

長見佳祐(ながみ・けいすけ)
1987年広島生まれ。エスモード・パリ ヌーヴェルクチュール科/マスターコース修了。帰国後、2010年にHATRAを設立する。2018年 JFLF AWARD選出(日本服飾文化振興財団主催)。2019年TOKYO NEW DESIGNER FASHION GRAND PRIX 選出(東京都主催)。

HATRA(ハトラ)
「リミナル・ウェア」を主題に、2010年よりポータブルで境界状況的な空間としての衣服を提案する。初期からデジタルと衣服の関係に着目し、近年ではクロスシミュレーションを始めとする3Dモデリングの応用を通して、テクノロジーとファッションデザインの新しい関係を模索する。https://hatroid.com/

・主な出展
2012年「Future Beauty -日本ファッションの未来性-」東京都現代美術館、京都国立近代美術館
2017年「JAPANORAMA」ポンピドゥー・センター・メッス(フランス)
2020年「Making FASHION Sense」HeK ミュージアム(バーゼル・スイス)
2022年「甲冑の解剖術」金沢21世紀美術館
2022年「新しいエコロジーとアート」東京藝術大学美術館

 

Contents

はじめに
本書の使い方

Chapter 1 CLOについて
 1.1 CLOの仕組み
 1.2 CLOでできること
 1.3 CLOとMarvelous Designer
 1.4 参考ウェブサイト
 1.5 デジタルモデリズム
 1.6 事例紹介

Interview 1 クレメント・バラヴォワーヌ(Neuro Studio)

Chapter 2 CLOのセットアップとインターフェイス
 2.1 CLOのインストール
 2.2 初期設定
 2.3 CLOのインターフェイス
 2.4 視点の操作
2.5 モード一覧

Chapter 3 CLOを使ってみる
 3.0 制作フロー
 3.1 基本操作
 3.2 プリント柄(テクスチャ)の挿入
 3.3 型紙のアレンジ
 3.4 ポーズの変更
 3.5 保存

Chapter 4 制作編Ⅰ:シャツを作る
 4.0 制作フロー
 4.1 型紙の準備
 4.2 身頃の縫い合わせ
 4.3 袖、襟付け、配置点表示
 4.4 タック、カフス

Chapter 5 制作編Ⅱ:シャツをカスタムする
 5.0 制作フロー
 5.1 芯地
 5.2 ボタン/ボタンホール
 5.3 ステッチ
 5.4 着丈、シルエットの調整
 5.5 ポケットの追加
 5.6  粒子間隔
 5.7 マテリアル・物性

Chapter 6 制作編Ⅲ:プリーツスカートとスタイリング
 6.0 制作フロー
 6.1 プリーツスカート
 6.2 スタイリング
 6.3 デザインの改変

Interview 2 ちゃま

Chapter 7 アニメーション
 7.1 動かしてみる
 7.2 画面構成
 7.3 アニメーションの仕組み
 7.4 注意点/TIPS
 7.5 モーションのインポート/mixamo連携

Chapter 8 アバターポーズ
 8.1 ポーズの変更
 8.2 ポーズの保存
 8.3 ポーズの読み込み
 8.4 ポーズの応用
 8.5 着装とポージングの流れ

Chapter 9 レンダリング
 9.1 レンダリングを試す
 9.2 画面構成
 9.3 レンダリング設定
 9.4 映像レンダリング

Chapter 10 インポート/エクスポート
 10.1 ファイルの種類
 10.2 アバターモデルのインポート
 10.3 型紙データのインポート/エクスポート
 10.4 3D(衣装)モデルのエクスポート
 10.5 Illustrator(.ai)データのインポート

Interview 3 TELYUKA

Chapter 11 制作応用編:ミリタリーコートを作る
 11.0 制作フロー
 11.1 シルエットの編集
 11.2 フードの作成
 11.3 ポケット・フラップの作成
 11.4 ファスナー
 11.5 ボタン
 11.6 ラグラン袖
 11.7 ステッチ
 11.8 生地の設定
 11.9 パッカリング
 11.10 ファー・ボア
 11.11 トリム

Essay 難波優輝

Index

Links

『CLO: DIGITAL MODELISM』サポートページ

「CDM Library
本書関連企画となる、商用利用可能な型紙データ(パターン)& 3Dモデルのライブラリです。
設計はパタンナー・ちゃま氏、監修はHATRA・長見佳祐氏。
ファッションデザインを本格的に学びたいときに、ぜひご活用ください。

Errata

初版第1刷
-本書で使用している「衿」と「襟」は同じ「えり」を指しています。
p.163誤:長谷川彰良さんという半分解展をやってらっしゃる方…
正:長谷川彰良さんという半・分解展をやってらっしゃる方…
p.234(図版)誤:*5
正:*5 “冬の虹蜺 The Sigh of Eels” 滝戸ドリタ(photo by 谷津祥)
Related Books