横川理彦
1957年鳥取市生まれ。4-D、P-Model、After Dinner、Metrofarce、Meatopiaなどに参加、コンピュータと生楽器を併用する独自のスタイルに至る。現在は、ソロとしての活動を中心にしつつ、個人レーベル「cycle」を運営。『Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作る』(シンコーミュージック、共著)ほかコンピュータと音楽に関する執筆や、海外のワークショップや美学校などでの講師歴がある。
美学校の講座「サウンドプロダクションゼミ」をもとにしたDTM 入門書です。ビートとリズム、周波数、コードやメロディなどの基礎を学びつつ、DAW を用いた打ち込みやミックスなどの実践を行ないます。実践パートはAbleton live を使用します。
【サウンドサンプルはダウンロードOK!】
★★★推薦コメント★★★
「いや〜実に面白い! この本は単なるHow toものでもなければ、技術書でもなく、横川理彦という稀代の音楽家が記した音楽そのものの入門書であり音楽哲学書でもあります。DTMとかDAWが何なのか全くわからない人でも、音楽に興味がある人なら、部分的な拾い読みでも十分に面白いはず。もちろん本格的に音楽制作に関わりたい人には最良の入門書になるでしょう。この世界に40年以上も身を置くわたしも、改めてこの本で勉強しようと思ってます」――大友良英(音楽家)
ISBN:978-4-8025-1201-5
定価:本体2,700円+税
仕様:B5判変型/208ページ
発売日:2021年03月23日
著者:横川理彦
デザイン:酒井博子(coton design)
横川理彦
1957年鳥取市生まれ。4-D、P-Model、After Dinner、Metrofarce、Meatopiaなどに参加、コンピュータと生楽器を併用する独自のスタイルに至る。現在は、ソロとしての活動を中心にしつつ、個人レーベル「cycle」を運営。『Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作る』(シンコーミュージック、共著)ほかコンピュータと音楽に関する執筆や、海外のワークショップや美学校などでの講師歴がある。
CHAPTER 1
基礎編 音を聴く
1-1 音がわかる耳
1-2 音を聴き、音を作るための環境
1-3 DAWで何をするのか
1-4 音楽ジャンルとDAW
1-5 音を確かめる方法
1-6 フィールド録音の勧め
1-7 EQとスペクトラムアナライザーの活用
1-8 生演奏と再生音楽
1-9 音楽とは、周波数の時間分布である
CHAPTER 2
リズム編 良いリズムを作るために
2-1 DAWの操作とリズムの作成
2-2 オーディオをトラックに貼りつける
2-3 MIDIでリズムデータを打ち込む
2-4 既成曲からリズムループを作る
2-5 Simplerでループを細分し、MIDIで打ち込む
2-6 リズムのタイミングを完全コピーする
2-7 Operatorでバスドラとハイハットを作る
2-8 ドラムに適したエフェクト
2-9 5連符の作り方
2-10 クラーベの系譜、なまり、日本のリズム
CHAPTER 3
コードとメロディ編 ジャンルと知っておくべきこと
3-1 コードとメロディを理解するためのロードマップ
3-2 ポピュラー音楽で知っておくべきアーティスト11組
3-3 耳コピーの仕方
3-4 コードに関するいくつかの視点
3-5 覚えるべきスケールの種類
3-6 曲の形式
3-7 メロディの可能性
CHAPTER 4
ミックス編 サウンドデザインの力をつけるために
4-1 ハイファイとローファイ
4-2 MS処理
4-3 サチュレーションの利用
4-4 パラレルプロセッシング
4-5 ヴォーカル処理
4-6 ベース処理
4-7 リバーブの扱い
4-8 ミックスの方法
4-9 データの保存方法
CHAPTER 5
アウトプット編 作品を発表する
5-1 マスタリングの用途は何か?
5-2 ネットの中での発表形式
5-3 音楽、ダンス、映像
5-4 アーティストとは何か?
CHAPTER 6
アーティスト研究
ビリー・アイリッシュ
米津玄師
Yaeji(イェージ)
長谷川白紙
DAW・音楽用語解説
初版第1刷 | |
p.087 本文10行目およびキャプション | 誤:Vocorder 正:Vocoder |
p.146 本文9行目 | 誤:最大50GB 正:最大128GB |
p.164 本文下から3行目 | 誤:サブ部ベース 正:サブベース |
p.188 本文7行目 | 誤:経営方針の切り替えで、無料サービスが15曲に限定されるなど、 正:経営方針の切り替えで、 |
p.200 本文2行目 | 誤:『シンクロ』 正:『シンシロ』 |