サラ・カルダス(Sara Caldas)
ポルトガル生まれ。バルセロナに拠点に活動するグラフィックデザイナー。ポルト大学芸術学部でコミュニケーション・デザインの学位を取得後、バルセロナに移り、ELISAVA(訳注:バルセロナにあるデザインとエンジニアリングのインターナショナルな教育機関。ポンペウ・ファブラ大学と提携している)でコミュニケーション・デザインの修士課程に入る。そこで、ブランディング、イラストレーション、エディトリアルデザインといったさまざまな分野のビジュアルコミュニケーションに触れた。さらに多国籍のコンサルティングファームのUIデザイナーとしてキャリアをスタートさせ、直感的なデジタルプラットフォームのデザインに携わった。こうした幅広い分野からの影響から、感情のデザイン(emotional design)への興味をもつようになり、2019年には著書『Design, Create, Thrill. The Power Graphic Design to Spark Emotions(デザイン、クリエイト、スリル:感情をスパークさせるグラフィックデザインの力)』が刊行された。現在はUX/UIデザイナーとして活動中。