クリストフ・グリュンベルガー(1975年生まれ)はドイツのデザイナー、タイポグラファー。コーポレート/インタラクティブ/空間デザインなど幅広い分野で活躍している。シュテファン・ガンドルとの共著に『Neubau Modul』があり、2008年にはウィム・クロウェルがオープニングを飾ったギャラリーMU(アイントホーフェン/オランダ)での展覧会『NeubauIsm』に協力。アンドレアス・ルッツとの共同制作によるビデオインスタレーション「Wutbürger」では、第19回文化庁メディア芸術祭のアート部門で優秀賞を受賞。フリーランスデザイナーとしての作品は国内外で受賞多数。『The Age of Data』(2022)の編者でもある。
ANALOG ALGORITHM アナログ・アルゴリズム
グリッドシステムによる形の探求
Description
これは、無限の形を生み出すシステム。
「アナログ(類似的)で、アルゴリズム的で、探索的─ もっとも優れたデザインは、恣意性を排除し、一貫して人間の知性と手作業によって形づくられてきた」(「はじめに」より)
2019年にLars Müller Publishersから刊行され大きな話題を呼んだ『Analog Algorithm: Source-Related Grid Systems』、待望の日本語版。ドイツで活躍するデザイナー クリストフ・グリュンベルガーが、グラフィックデザインから建築まで、実際にあらゆる仕事で使用している、新しいカタチを生み出すための「システム」を提供する一冊です。
ここから導き出されるガイドラインに沿って手を動かすことで、フォルム、書体、ロゴ、アイコン、パターン、レイアウト、キービジュアルまで、独創的かつ生成的で意味をもったビジュアルを生み出せます。
監修:久保田晃弘(多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース教授)
ISBN:978-4-8025-1299-2
定価:4,800円+税
仕様:B5判変型/312ページ
発売日:2024年3月21日
著者:クリストフ・グリュンベルガー
翻訳:百合田香織
監修:久保田晃弘
デザイン:LABORATORIES
Profile
Contents
シノプシス by ポール・ヘイズ
序文 by ポール・マクニール
日本語版序文 by 久保田晃弘
はじめに
01. 形状ベースのグリッドシステム
02. 文字ベースのグリッドシステム
03. 物体ベースのグリッドシステム
04. 画像ベースのグリッドシステム