大津 真(おおつ・まこと)
東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。江藤直子、藤井信雄、西村雄介と結成したレコーディングユニット「Giulietta Machine」で5枚のアルバムをリリース。その浮遊感のある独特のサウンドは、ジャイルス・ピーターソン、大友良英、松浦俊夫など内外の音楽シーンからも注目を集める。時空兄弟、ブレメンのメンバーとしても活動、それぞれCDを1枚リリース。また、エンジニアとして他アーティストのCD、映画音楽、テレビドラマ、CM音楽などの演奏、録音、ミックスも数多く手がけている。
【主な著書】
『MASTER OF Logic Pro[改訂第3版]』(ビー・エヌ・エヌ)
『はじめよう! Logic Pro すぐに使えるポイント124』(ラトルズ)
『Pro Tools 11 徹底入門ガイド』(ラトルズ)
MASTER OF CUBASE 14
Description
【Pro /Artist /Elements対応】
最先端の機能で音楽制作を全方位にカバーするCubaseを
思い通りに操作するためのリファレンスブック。
世界中の音楽シーンにおいて最もポピュラーな音楽制作DAWのひとつである「Cubase」の基本的な操作方法や、楽曲制作のうえで役立つ知識を、400ページを超える大ボリュームで豊富な図版とともに解説。音楽制作の流れにそって主要機能を解説していくため、押さえておきたい技術を着実に取得することができます。また、より直感的なリズムトラックの作成に特化した「ドラムトラック」、高度なパラメーターコントロールを可能にする「モジュレーター」など、楽曲制作を柔軟且つ強力にサポートする注目の新機能についても丁寧に解説。「Cubase」を使いこなしたい初〜中級者必携の一冊です。
ISBN:978-4-8025-1326-7
定価:本体4,000円+税(予価)
仕様:B5判変型/448ページ
発売日:2025年6月18日
著者:大津 真
デザイン:三浦 佑介
Profile
Contents
■Chapter 1|Cubaseを始めよう
1-1 DTMの基礎知識
1-2 Cubaseによる音楽制作について
1-3 DTMに必要な機材について
1-4 Cubaseのインストールとオーディオの基本設定
1-5 Cubaseのユーザインターフェースを理解する
■Chapter 2|Cubaseの基本操作をマスターしよう:その1
2-1 プロジェクトの作成と基本設定
2-2 オーディオループ素材を活用する
2-3 MIDIループ素材を活用する
2-4 トラックのいろいろな操作方法を理解しよう
2-5 オブジェクトの取り扱い
2-6 マーカーの利用とトラックリストの分割
■Chapter 3|Cubaseの基本操作をマスターしよう:その2
3-1 VSTインストゥルメントを使ってみよう
3-2 MIDIデータを録音する
3-3 サウンドを変化させるエフェクト
3-4 ミキシングと2ミックス・ファイルの作成について
■Chapter 4|オーディオを録音する
4-1 オーディオ録音を行うための基礎知識
4-2 オーディオを録音する
4-3 パンチ録音とサイクル録音
■Chapter 5|オーディオを編集する
5-1 オーディオイベントを操作する
5-2 オーディオパートとレーンを操作する
5-3 エフェクトをオフラインで適用するダイレクトオフラインプロセッシング(Pro・Artistのみ)
5-4 サンプルエディターの基本操作
5-5 AudioWarpとVariAudio(Pro・Artistのみ)
5-6 ヒットポイントの利用とオーディオのクオンタイズ
■Chapter 6|MIDIデータを操作する
6-1 MIDIトラックを使用する
6-2 キーエディターによるMIDIデータの編集
6-3 MIDIデータのサイクル録音とステップ入力
6-4 コントローラーディスプレイとノートエクスプレッション
6-5 Groove Agent SEとBeat Designerによるドラムの打ち込み
6-6 ドラムトラックによるドラムの打ち込み(Pro・Artistのみ)
■Chapter 7|ミックスダウンのテクニック
7-1 MixConsoleの便利機能とトラックのフリーズについて
7-2 センド・エフェクトとグループチャンネル
7-3 ミックスのオートメーション
■Chapter 8|Cubaseの活用
8-1 サンプラートラック
8-2 モジュレーター(Proのみ)
8-3 コードトラックでコード進行を管理する(Pro・Artistのみ)
8-4 アレンジャートラックで曲の構成を練る
8-5 テンポトラックを活用する(Pro・Artistのみ)
Appendix 筆者の録音作品