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装丁家・坂川栄治の仕事とその時代
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装丁家・坂川栄治の仕事とその時代

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2026年6月24日発売
¥4,950 (税込み)

Description

ベストセラー請負人と呼ばれた装丁家・坂川栄治のデザインの足跡をたどる

1985年より雑誌『SWITCH』のアートディレクター・デザイナーとして、欧文書体を用いた大胆なデザインで注目を集め、その後数々の雑誌、文芸書、実用書、絵本・児童書など、幅広いジャンルの装丁を手掛けてきた坂川栄治。

坂川栄治と彼が率いる坂川事務所は、『TUGUMI』、『ソフィーの世界』、『スプートニクの恋人』、『あらしのよるに』、『千の風になって』、『日本文学盛衰史』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『にじいろのさかな』、『わたしを離さないで』、「だるまさん」シリーズ、『獣の奏者』、『鹿の王』、「ハリー・ポッター」シリーズ(新装版)など、ベストセラーとなった書籍の装丁も数多くデザインしました。

本書では、約35年にわたって7,000冊超にもおよぶ雑誌・書籍の「顔」を作り続けた装丁家の仕事を多面的に紹介します。また、坂川栄治と同時代を生き、交流のあった作家、編集者、イラストレーター、デザイナーなどの業界関係者による時代の証言を収録し、出版業界の潮流やその社会背景についても垣間見ることのできる1冊です。

「……ぼくの小説はどんなものなのか、と説明しようと思うと、『装丁を見てください。あんな感じ』と言ったことすらある。」 ──高橋源一郎

「……もしそこに坂川さんがいなかったとしたら、僕も編集者たちもきっととても困ったことになっていただろうと推測できる。なにしろ坂川さんは安心して装丁を任せきることができた人だったから。」 ──村上春樹

【本書寄稿者・協力者】
執筆・協力(順不同・敬称略) 角取明子│前田英造│折原カズヒロ│福田和雄│高橋キンタロー│町口覚│藤本やすし│豊崎由美│山本容子│高橋源一郎│北見隆│猪狩暢子│城山隆│樋口良澄│石間淳│坂野公一│鈴木久美│緒方修一│大島依提亜│足立恵美│斉藤典貴│刈谷政則│村上春樹│佐々木悟郎│伊藤彰剛│北村人│川上和生│牧野千穂│柳瀬博一│鈴木のりたけ│若月眞知子(ブロンズ新社)│高野直子│山縣彩│沖本敦子│みやこしあきこ│藤原義也│佐山一郎│横川浩子│小宮山民人│深澤真紀│池谷真吾│矢坂美紀子│横田朋音│岡あゆみ│姫野希美│長岡香織│中川ヒロミ│小沢一郎│大矢麻哉子│日谷一雄│坂川悦子│藤田知子│城所潤│田中久子│柳沼博雅│永井亜矢子│鳴田小夜子│伊藤ハムスター

【坂川栄治 プロフィール】
装丁家、アートディレクター。1952年北海道天塩郡遠別町生まれ、1987年坂川事務所設立。雑誌のデザイン、書籍装丁をはじめ、広告、PR誌、音楽、映画、空間のデザイン・ディレクションなど、幅広い分野にて活動。手掛けた装丁は7,000冊以上にのぼり、1993年には講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。文筆家としての著書に、2002年『写真生活』(晶文社)、2003年『遠別少年』(リトル・ドッグ・プレス、2007年に光文社にて文庫化)、2005年『「光の家具」照明』(TOTO出版)、2013年『本の顔 本をつくるときに装丁家が考えること』(坂川栄治+坂川事務所 著、芸術新聞社)などがある。BSフジの「絶景温泉」にもナビゲーターとして出演し、「フムフムおじさん」としても親しまれた。2020年8月、心筋梗塞のため逝去。

ISBN:978-4-8025-1337-1
定価:本体4,500円+税
仕様:B5判/432ページ
発売日:2026年6月24日
著・監修:坂川朱音〈坂川事務所+朱猫堂〉
デザイン:坂川朱音+坂川事務所+朱猫堂

Profile

坂川朱音(さかがわ あかね)
装丁家。1981年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達学科卒業。2006年坂川事務所入社、2016年独立。2018年にはデザイン事務所朱猫堂を設立し、2020年より坂川事務所を継承。現在、両代表を務める。主に書籍の装丁、映画宣伝物などのデザイン・ディレクションを手掛ける。

Contents

2 はじめに
5 目次

6 1章:1985〜1997 Editorial
8 1985〜1997年の雑誌、その他の仕事
48 トークイベント再録「『SWITCH』のはじまり」坂川栄治×折原カズヒロ 
75 「雑誌『SWITCH』創刊当時をめぐる対談」角取明子×前田英造 
82 Q&A for Designers(『SWITCH』編) 福田和雄│高橋キンタロー│町口覚│藤本やすし

84 2章:1988〜1997 Books
86 坂川事務所と当時のできごと年表
88 特別寄稿「読書人生の中に生き続ける、大事な装丁家」豊崎由美
92 作家シリーズコレクション[1]山本容子
講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞評 菊地信義
104 作家シリーズコレクション[2]高橋源一郎
114 1988〜1997年の装丁の仕事
116 コラム「ある編集者」坂川栄治
120 コラム「私の坂川栄治研究」北見隆
133 コラム「13年目のテーブル」坂川栄治
134 コラム「0.3%の顔しか知らない」猪狩暢子
144 コラム「緑のトム・ウェイツ」城山隆
152 コラム「装丁の原点」樋口良澄
170 コラム「幻の装丁デビュー作」坂川栄治
178 Q&A for Designers(装丁編) 石間淳│坂野公一│鈴木久美│緒方修一│折原カズヒロ│大島依提亜
182 特集[1]「坂川栄治と写真」寄稿 足立恵美│斉藤典貴
185 バーソウ・フォト・ギャラリー展示一覧

188 3章:1998〜2008 Books
190 坂川事務所と当時のできごと年表
192 特別寄稿「装丁者と私の55年─1971~2025年」刈谷政則
196 作家シリーズコレクション[3]村上春樹、[4]カズオ・イシグロ
214 1998〜2008年の装丁の仕事
296 Q&A for Illustrators 佐々木悟郎│伊藤彰剛│北村人│川上和生│牧野千穂
300 特集[2]「坂川栄治と装丁」

304 4章:2009〜2020 Books
306 坂川事務所と当時のできごと年表
308 特別寄稿「ビジネス書をカッコよくしてくれた人。」柳瀬博一
314 作家シリーズコレクション[5]鈴木のりたけ、[6]新井満
326 ブロンズ新社 座談会「ブロンズ新社と坂川事務所との仕事について教えてください。」 寄稿 みやこしあきこ
334  2009〜2020年の装丁の仕事
380 Q&A for Editors 藤原義也│佐山一郎│樋口良澄│横川浩子│小宮山民人│深澤真紀│池谷真吾│斉藤典貴│矢坂美紀子│横田朋音│岡あゆみ│姫野希美│長岡香織│中川ヒロミ│小沢一郎
390 特集[3]「坂川栄治とイラストレーション・絵本」寄稿 大矢麻哉子
396 queue gallery展示一覧

398 坂川栄治 紹介・個人年表
402 巻末企画「坂川事務所卒業生による思い出あれこれ話」
420 自伝『遠い雲』坂川栄治
428 あとがき
429 巻末マンガ「生徒が見た!『坂川先生』」伊藤ハムスター

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