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デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度 DESIGN ATTITUDE
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デザイナーをデザイナーたらしめる5つの態度
DESIGN ATTITUDE

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2026年10月22日発売
¥3,850 (税込み)

Description

プロとしてデザイナーが備えるべきは、
ツールや手法よりも、
アティチュード──態度・姿勢・信念──である。


本書は、デザインの本質的な価値を、ツールや手法ではなく、デザイナーの態度(アティチュード)や文化から解き明かした一冊です。

経営学者である著者のカミル・ミフレフスキ博士が、アップルやIDEOなどの現場へエスノグラフィー調査を行うことで、デザイナーたちが共有する思考と行動の核を言語化しました。本書が提示するのは、①不確実性と曖昧性を受け入れる、②深い共感をもって関わる、③五感の力を受け入れる、④遊び心をもって物事に命を吹き込む、⑤複雑性から新たな意味を生み出す、という5つの「デザイン態度」です。これらは単なるチェックリスト項目ではなく、人間ならではの創造性を発揮するための、信念と生き方そのものとも言えるものです。

「デザイン思考」が付箋や一連のプロセスといったツールキットへと形骸化し、デザインというものへの幻滅感が漂う現在、また、生成AIの台頭による環境の変化に直面し、自らの価値に不安を感じるデザイナーが増えている現在において、不変の指針と勇気が得られる内容となっています。現場で奮闘するデザイナーのみならず、組織イノベーションに悩むマネジメント層にもおすすめの一冊です。

ISBN:978-4-8025-1377-7
定価:本体3,500円+税
仕様:四六判/432ページ
発売日:2026年10月22日
著者:カミル・ミフレフスキ
監修:八重樫文
翻訳:安藤拓生
デザイン:岡部正裕(HFUdf)

Profile

カミル・ミフレフスキ(Kamil Michlewski)
ポーランド生まれの経営学者、戦略プランナー、コンサルタント。 デザイナーではない「マネジメント側の部外者」としての視点から、デザイン専門職の文化や組織論を研究。本書刊行後も大手グローバル企業(Sony、Marriott、Visa、Nestleなど)への支援を続け、ビジネスとデザインの架け橋として精力的に活動を続けている。

[監修者]
八重樫 文(やえがし かざる)

1973年、北海道江別市生まれ。立命館大学デザイン・アート学部教授。同大学デザイン科学研究所 DML(Design Management Lab)チーフ・プロデューサー。専門はデザイン学。国内外の企業や研究組織との協働に積極的に取り組み、理論と実践を往還した研究・教育・コンサルティング・ネットワーキングの創発的統合を推進している。デザインによってビジネスや社会生活の場で人々のできることが増え、個人の思い描くビジョンが実現される社会の形成を目指す。

[翻訳者]
安藤 拓生(あんどう たくお)

1989年、愛知県豊橋市生まれ。東北大学大学院工学研究科准教授。立命館大学経営学部環境・デザインインスティテュートを卒業後、同大学大学院経営学研究科に進学。博士(経営学)。専門はデザインマネジメント。著書に『デザインマネジメント論』(共著、新曜社)、『デザインマネジメント論のビジョン』(共著、新曜社)などがある。

Contents

監修者序文(八重樫 文)
謝辞
序文(リチャード・ブキャナン)
はじめに

第一部 文脈の中のデザイン
 第一章 デザインとデザイン専門職

  専門職の観点から見る
  文化の中のデザイン
  専門職としてのデザイン
  専門職プロジェクトから見たデザイン専門職の小史
  価値を示せ、地位を示せ
  デザイン教育:専門職プロジェクトを動かす心臓部
  デザイン研究と専門職プロジェクト
 第二章 文化についての予備的考察
  文化はなぜ重要か、そしてどう読み解けばいいのか
  固有性のパラドックス:いかなる組織も孤島ではない
  ネクサス・アプローチ:文化のるつぼとしての組織
  専門職文化:組織を流れる川
 第三章 デザイナーはいかにしてつくられるか
  デザイナーに求められるもの
  自らの成功を設計する建築家たち
  心理学派の視点
  デザインマネジメントの視点
  デザイナーのスキルと役割についての見解

第二部 デザイン態度の五つの側面
 第四章 不確実性と曖昧性を受け入れる

  不連続性を受け入れる
  アップルにおけるリスクの受容
  合理と感情
  知っておくべきこと
  デザイン態度 其の一をふりかえる

 第五章 深い共感をもって関わる
  共感のさまざまなかたち
  コミュニケーションにおける共感
  職場の中での共感
  デザイン態度 其の二をふりかえる

 第六章 五感の力を受け入れる
  目の保養
  触れて、感じる
  聞けば信じられる
  嗅いで、味わう
  暗黙知が助けになる
  サウンド・オブ・サイレンス
  デザイン態度 其の三をふりかえる

 第七章 遊び心をもって物事に命を吹き込む
  真面目な道化師
  専門職としての謙虚さの重要性
  内なる子どもの力を引き出す
  意味を遊び心をもって捉え直し、感情を吹き込む
  遊び心は、行動に表れる
  創造的な対話を活性化する
  確かなデータを遊び心をもって可視化するインフォグラフィックス
  遊びが生まれる条件を整える
  デザイン態度 其の四をふりかえる

 第八章 複雑性から新たな意味を生み出す
  厄介な問題:デザイナーの日常
  相反する目的を調和させる:「リンゴとナシ」を比べる技
  分析と統合を行き来する
  異なる言語とメディアをつなぐラディカルな探究者としてのデザイナー
  製品とサービスの意味を再創造する
  限定合理性
  より速い馬からiPhoneへ:市場調査と新たな意味の創造
  デザイン態度 其の五をふりかえる

第三部 デザイン態度の実践
 第九章 デザイン態度がフレームワークに与える影響

  フレームワーク
  デザイン思考
  サービスデザイン
  デザインとしてのマネジメントと、ビジネススクールにおけるデザイン
  デザイン、公共サービス、政策
  デザイン主導のアプローチがもたらす具体的な便益
  デザインに着想を得たフレームワークのスペクトラム
  ツール、方法、思考法、そして創造性のマニフェスト
  観察:理解する
  ブレインストーミングの基本
  ラピッド・プロトタイピング:可視化する

 第十章 デザイン態度が成果に与える影響
  デザインの成果物:製品、サービス、環境
  既存の体験を洗練する
  デザインの成果物としての職場環境

 第十一章 デザイナーが組織に直接与える影響
  製品開発プロセスを媒介するデザイン文化
  マーケティングに従属するデザイン
  デザイン、デザイナー、そして戦略:強力な組み合わせ
  変革の担い手としてのデザイナー
  IDEO──デザイン文化の伝道者たち
  デザイナーの前進

訳者あとがき(安藤拓生)
参考文献
索引

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