杉山 貴伸
1978年大阪生まれ。建築設計・空間デザイン、企画提案などを主軸とした総合計画事務所(株)ライフサイズ代表取締役。大学・専門学校講師等も務める他、クリエイターとともに展示会・作品展などもプロデュースする。著書に『VectorWorks+Design 建築デザイナーのためのVectorWorks実践ガイド』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。
設計現場発! CADデータを活用した、Shadeによる建築パース速成術
本書は、VectorWorks、AutoCAD、DRA-CADによる3D建築パースを、Shade(基準グレード:Shade 10 Basic)でさらに活かすための実践的な手法を紹介しています。
Part 01でShadeの基本操作をなぞり、簡単なモデリングを経て、実際に家具のパース制作を行うことでShade建築パース制作の基礎を学びます。そしてPart 02では本書の特徴の1つであるCADとの連携による外観パースの制作を学び、Part 03では現在のCGパースの中で最高品質の1つであるラジオシティを用いた内観パースの制作を学びます。
Shadeラジオシティを使ったひとつ上の建築プレゼンテーションを、これ一冊でマスターできます。
※本書は、2005年5月に発刊された『Shade+CAD —建築&インテリアパース速成術』を加筆修正して再構成した改訂版です。
ISBN:978-4-86100-622-7
定価:本体3,200円+税
仕様:272ページ/B5判
発売日:2009年03月26日
著者:杉山 貴伸
杉山 貴伸
1978年大阪生まれ。建築設計・空間デザイン、企画提案などを主軸とした総合計画事務所(株)ライフサイズ代表取締役。大学・専門学校講師等も務める他、クリエイターとともに展示会・作品展などもプロデュースする。著書に『VectorWorks+Design 建築デザイナーのためのVectorWorks実践ガイド』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。
Part 01 Shadeの基本操作
1-1 Shadeのインターフェイス
・1-1-1 図形ウインドウ
・1-1-2 メニュー
・1-1-3 コントロールバー/ ステータスバー
・1-1-4 ツールボックス
1-2 主要コントロールウインドウ
・1-2-1 ブラウザウインドウ
・1-2-2 統合パレット
・1-2-3 カメラウインドウ
・1-2-4 無限遠光源ウインドウ
・1-2-5 背景ウインドウ
・1-2-6 表面材質ウインドウ
・1-2-7 形状情報ウインドウ
・1-2-8 イメージウインドウ
・1-2-9 その他のウインドウ
1-3 Shadeのモデリング
・1-3-1 閉じた線形状・開いた線形状
・1-3-2 長方形・円
・1-3-3 掃引体
・1-3-4 回転体
・1-3-5 自由曲面
・1-3-6 記憶・掃引
1-4 インテリアファニチュアのモデリング
・1-4-1 テンプレートの取り込み
・1-4-2 掃引体によるベース部のモデリング
・1-4-3 記憶・掃引によるパイプ部分のモデリング
・1-4-4 回転体によるボルスター
・1-4-5 ShadeExplorerによる表面材質の設定
・1-4-6 レンダリング設定
Part 02 CADとShadeの連係による外観パースの制作
2-1 建築とShadeの表現力
・2-1-1 ShadeとCADのモデリング
・2-1-2 CADデータを整理する
・2-1-3 作図時の省力テクニック
・2-1-4 ShadeとCADのモデリング操作を比較する
・2-1-5 CADでの作図、モデリングテクニック
2-2 CADによるモデリング
・2-2-1 平面図の整理
・2-2-2 モデリングの準備
・2-2-3 外壁の作図
・2-2-4 その他の作図
・2-2-5 外壁・バルコニーのモデリング
・2-2-6 スラブのモデリング
・2-2-7 梁のモデリング
・2-2-8 床・天井のモデリング
・2-2-9 開口部のモデリング
・2-2-10 クラスに分ける
・2-2-11 1階まわりの作図〜モデリング
・2-2-12 敷地、敷地周辺の作図〜モデリング
2-3 CADデータのエクスポート
・2-3-1 ShadeとCADのモデリング
・2-3-2 VectorWorksのエクスポート設定
・2-3-3 AutoCADのエクスポート設定
・2-3-4 DRA-CADのエクスポート設定
・2-3-5 DXFデータをShadeへインポートする
・2-3-6 インポートデータの修正と整理
2-4 テストレンダリングとチェック
・2-4-1 ボリュームを合わせる
・2-4-2 カメラアングルのあたりを付ける
・2-4-3 ライティングのあたりを付ける
2-5 表面材質の設定
・2-5-1 表面材質設定の基本操作
・2-5-2 外壁タイルの表面材質の設定
・2-5-3 アルミサッシの表面材質の設定
2-6 背景の設定
・2-6-1 背景ウインドウ
・2-6-2 背景パターンの設定
・2-6-3 背景レイヤを追加する
・2-6-4 背景の地平線を表現する
2-7 Shadeによる仕上げ
・2-7-1 カメラの最終調整
・2-7-2 ライティングの最終調整
・2-7-3 最終レンダリング
2-8 Photoshopによる仕上げ
・2-8-1 仕上げ用の下絵を作る
・2-8-2 空の修正
・2-8-3 本体外壁の修正
・2-8-4 窓の修正
・2-8-5 本体建物周辺の修正
・2-8-6 植栽の追加
Part 03 ラジオシティを用いた内観パースの制作
3-1 ラジオシティの概要
・3-1-1 ラジオシティウインドウ
・3-1-2 「表示」タブの各種設定
・3-1-3 「計算」タブの各種設定
・3-1-4 ラジオシティの使用方法
3-2 ラジオシティの注意点
・3-2-1 面の裏表に注意する
・3-2-2 面同士の重なりに注意する
・3-2-3 面の交差に注意する
・3-2-4 メッシュ分割に注意する
・3-2-5 注意点のまとめ
3-3 躯体のモデリング・テクスチャデータの作成
・3-3-1 CAD図面の整理とShadeへの取り込み
・3-3-2 躯体のモデリング
・3-3-3 ブーリアンモデリングを利用した面の最適化
・3-3-4 Photoshopによるテクスチャの作成
3-4 内装部材のモデリング
・3-4-1 開口部の作成
・3-4-2 手すりの作成
・3-4-3 その他の内装部材の作成
3-5 光源の設定
・3-5-1 面光源の配置
・3-5-2 面光源の角度を調整
・3-5-3 カメラアングルの設定
・3-5-4 ラジオシティ計算とテストレンダリング
・3-5-5 配光計画について
3-6 計算精度の策定と、家具・小物の配置
・3-6-1 ラジオシティ計算精度の確認と家具配置
・3-6-2 観葉植物の作成
・3-6-3 液晶テレビ、オブジェの作成
3-7 最終レンダリングと背景挿入、仕上げ作業まで
・3-7-1 最終レンダリング
・3-7-2 背景の合成
・3-7-3 Photoshopによる仕上げ
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