ヴァル・ウィリアムズ(Val Williams)
ロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションにて、写真史・写真文化の教授、写真学科とアーカイブ・リサーチ・センターのディレクターを務める。1994年の「ウォー・ワークス」展(ヴィクトリア&アルバート博物館)、1998年の「新・自然史」展(National Museum of Photography)、2002年の「マーティン・パー」展(バービカン・アート・ギャラリー)、2007年の「ハウ・ウィ・アー:イギリスの写真」展(テート・ブリテン)ではキュレーターを務めた。2005年には、ウィリアムズのキュレーションの功績に対し、英国王立写真協会からダッドリー・ジョンソン賞が贈られた。また、2008年に立ち上げた『ジャーナル・オブ・フォトグラフィー・アンド・カルチャー』誌の編集者も務めている。著書に『家族を見つめているのは誰だ?』(1994)、『マーティン・パー:1972年以降』(2002)、『アナ・フォックス写真展 1983–2007』(2007)、「ダニエル・メドウズ:70年代から80年代の仕事」(2011)などがある。
日本語版監修
タカザワケンジ
1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。写真評論家。写真評論のほか、写真家へのインタビュー、撮影現場のルポ、写真史をテーマにした講座など、写真についてのフィールドワークと執筆を行う。『アサヒカメラ』『IMA』『PHOTOGRAPHICA』『芸術新潮』『美術手帖』などの雑誌に寄稿。