自営のグラフィックデザイナー、デイビッド・エイリーは、北アイルランド出身で、インターネット上で最も人気のあるグラフィックデザインのブログを3つ運営している。それらは多くの人を惹き付けており、そのブログを毎日読み、記事に刺激を受けている熱心なファンは数十万人いる。また、人気の本『ロゴデザイン・ラブ!』(ビー・エヌ・エヌ新社より翻訳書刊、2011年)の著者でもある。
デザイナーとして起業した(い)君へ。成功するためのアドバイス
Work for Money, Design for Love
Description
本書は、毎月60万人以上のデザイナーが訪れる3つのブログを運営している著者、デイビッド・エイリーの最新刊です。これらのブログに、デザイナーが自分でデザインビジネスを立ち上げ、経営する上で感じる疑問について、日々たくさんの質問が寄せられたことがきっかけで、本書が生まれました。それらの質問には、著者自身の経験や世界中のデザイナーたちから学んだヒントを用いて答えています。すでにフリーランスになっている人や、将来的に検討している人に、ぜひ手に取ってもらいたい1冊です。
ISBN:978-4-86100-886-3
定価:本体1,800円+税
仕様:四六判/370ページ
発売日:2013年11月13日
著者:David Airey
訳者:小竹由加里
翻訳協力:株式会社トランネット
Profile
Contents
ーーーーパート1 どこから始める?
第1章 デザイナーに必要な心構え
1-1 好奇心を持つ
1-2 共感する
1-3 自信を持つ
1-4 マネージャーは自分自身
1-5 モチベーションを維持する
1-6 プロらしく振る舞う
1-7 バランスを取る
1-8 自分の経験にとらわれすぎない
1-9 忘れてはいけないこと
第2章 つねに学び続けよう
2-1 学びに終わりはない
2-2 デザインスクールが教えてくれなかったこと
2-3 学び続ける方法は他にもある
第3章 君のニッチを見つけよう
3-1 ニッチとは?
3-2 スペシャリストになる理由
3-3 リスクを分散しよう
第4章 フリーランスのメリットとデメリット
ーーーーパート2 どんなデザイナーになるべき?
第5章 直の仕事か、それとも下請け仕事か
5−1 クライアントと直接取引する
5−2 代理店からの下請け仕事をする
第6章 成功するためのプランを立てる
6−1 事実
6−2 自己表明
6−3 費用
6−4 代替案
6−5 人間関係
第7章 ブランド・ネーミング
7−1 すべては名前から始まる
第8章 君のブランド・アイデンティティをデザインする
8−1 君のグラフィック・アイデンティティ
8−2 君のアイデンティティを作り上げるその他の要素
第9章 自宅で仕事するか、それともスタジオを借りるか
9−1 自宅で仕事する
9−2 スタジオを借りる
9−3 健康に気を配ろう
第10章 ネットで知名度を上げよう
10−1 サイトデビューするために最低限必要なもの
10−2 苦労して得た教訓
10−3 競争相手を仲間として扱う
第11章 自分自身を売り込んで、良いクライアントを見つけよう
11−1 プロボノ活動を行う
11−2 一緒にいる人たちを愛そう
11−3 無料サイトを活用して売り込む
11−4 少しのリサーチで、多くのリターンを
11−5 人とのつながりがモノを言う
11−6 他のデザイン代理店に働きかける
11−7 人と違うことをする
11−8 本当に良いものを提供する
11−9 とっさに考える
11−10 買い物先で営業する
11−11 物事がうまくいかないときは……
第12章 会社は大きければいいというものではない
12−1 「個」として向き合う
12−2 クライアントが望んでいるのはありのままの君だ
第13章 合法性、誠実性、倫理性
13−1 合法性
13−2 誠実性
13−3 倫理性
ーーーーパート3 プロジェクトのマネジメント方法
第14章 クライアントを賢く選ぼう
14−1 危険信号
第15章 アプローチしてくるクライアントへの対処法
15−1 クライアントへのアンケート調査
15−2 時間を無駄にしないために
15−3 良いスタートを切ろう
第16章 仕事の価格を設定する
16−1 君の価格レートを決める
16−2 企画提案書を分解する
16−3 金がすべてではない
16−4 調達スペシャリスト
16−5 料金アップの交渉方法
16−6 既存クライアント向けの料金レートを引き上げる
第17章 契約条件
17−1 契約に入れるべき条件
17−2 珍しくないこと
第18章 最高のプレゼン方法
ーーーーパート4 旅立つ前に
第19章 メンターたちは語る
第20章 クライアント抜きの将来のために
20−1 オンライン広告
20−2 アフィリエイトになる
20−3 君の製品を発売する
20−4 本を書く
20−5 エネルギーとしての収入
第21章 情熱を絶やさないために
第22章 リソース