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人工美学 生成AI・アート・ビジュアルメディア
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人工美学
生成AI・アート・ビジュアルメディア

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2026年7月15日発売
¥3,960 (税込み)

Description

「美しさ」はどのように生まれるのか。
生成AI が変える、美と創造の条件。


生成AIの登場によって、アート、デザイン、視覚文化をめぐる前提は大きく揺らぎはじめている。AIは美的な判断や表現をどのように学習し、予測し、生成するのか。創造性は人間固有のものなのか。私たちは何を「美しい」と感じ、その判断はどのように変化するのか。

本書は、美学、芸術哲学、芸術心理学、メディア論、デジタル文化研究、コンピュータ科学、そしてデジタルメディア実践の知見を横断しながら、生成AIが人間の感性と創作にもたらすインパクトを考察する。

レフ・マノヴィッチとエマニュエーレ・アリエッリが2019年から2024年にかけて積み重ねてきた共同思考をもとに、変容する視覚文化の現在地を読み解く一冊。


●推薦コメント
無限の生成物に、真実も、選択も、独自性も、すべてが飲み込まれかけている——生成世(Generatocene)の到来。その中で、ヒトであることの最後の誇りを、みなが「創造性」に託そうとする流れをずらしていくこと。人類にとっての「つくること」の意味をリメイクするために。 
——難波優輝(美学者)

ISBN:978-4-8025-1362-3
定価:本体3,600円+税
仕様:四六判/328ページ/ハードカバー
発売日:2026年7月15日
著者:レフ・マノヴィッチ、エマニュエーレ・アリエッリ
監修:久保田晃弘
翻訳:高崎拓哉
デザイン:鈴木成一デザイン室

Profile

レフ・マノヴィッチ(Lev Manovich)
ニューヨーク市立大学大学院センター、コンピュータ科学科の学長特別教授。専門はデジタル文化とニューメディア理論、デジタルアート、ソフトウェア研究、文化分析、視覚文化。これまでに『ニューメディアの言語』(ちくま学芸文庫)、『インスタグラムと現代視覚文化論』(ビー・エヌ・エヌ)、『AI Aesthetics』『Cultural Analytics』『Software Takes Command』など、17冊の書籍を著している。
manovich.net
https://gc-cuny.academia.edu/LevManovich

エマニュエーレ・アリエッリ(Emanuele Arielli)
ヴェネツィア建築大学(IUAV)、建築芸術学部の哲学・美学教授。専門は美学と芸術理論、意味論、認知科学、心の哲学。著作に『Aesthetics and Multimodality of Style』『Idee Virali』などがある。
https://iuav.academia.edu/EmanueleArielli/Books

監修 久保田晃弘(くぼたあきひろ)
人間。著書に『消えゆくコンピュータ』(岩波書店)、『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』(大村書店/監修)、『遙かなる他者のためのデザイン─久保田晃弘の思索と実装』(ビー・エヌ・エヌ)、『エクリ叢書〈1〉― デザインの思想、その転回』(オーバーキャスト/共著)、『メディア・アート原論』(フィルムアート社/共編著)、『ニュー・ダーク・エイジ』(NTT出版/監訳)、『ここでもなく、いまでもない』(ビー・エヌ・エヌ/監修)など。

訳者 高崎拓哉(たかさきたくや)
翻訳者。おもにスポーツ関連の翻訳と書籍の翻訳を手がける。訳書に『デザインシステムの育て方』『脳のしくみとユーザー体験』(ビー・エヌ・エヌ)、『世界のものすごく小さな国』(日経ナショナルジオグラフィック)、『イノベーター脳のつくりかた』(サウザンブックス)、『成功する人の仕事のやり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『「科学的に正しい」とは何か』(ニュートンプレス)など。

Contents

●第1章 AIでもつくれる
エマニュエーレ・アリエッリ|2021年12月15日公開

シンプルな地図――AIと美学の関係
説明の仕方――人が美について語る言葉
計算と心理学

●第2章 AI時代の「アーティスト」
レフ・マノヴィッチ|2022年1月18日公開

芸術AIのチューリングテスト
ソフトウェア時代の創造性
AIが競うべき相手
「プロフェッショナル」の定義
芸術AIのラブレステスト
未来の芸術?

●第3章 テクノアニミズムとピュグマリオン効果
エマニュエーレ・アリエッリ|2022年3月28日公開

芸術AIは、汎用(人工)知能であるべきか
人は「美的な」機械に何を期待するのか
人間の能力を映す批判的な鏡としてのAI
人間以外にも魂は宿るか
人間中心的視点と、あたかも魂があるかのような扱い
追伸

●第4章 AIと創造性の迷信
レフ・マノヴィッチ|2022年5月18日公開

「芸術」の発明――ロマン主義時代
創造性の体現としてのアート
コンセプトとしてのアート、社会的手段としてのアート
視覚的スタイルとしてのアート
リアリズムとしてのアート
創造性とグローバル経済
AIと創造性とを切り離す

●第5章 表現から予測へ――AI画像の理論
レフ・マノヴィッチ|2023年4月20日公開

用語について
文化的認識としての「AI」
「メイク・イット・ニュー」――AIとモダニズム
生成メディアとデータベースアート
表現から予測へ
メディアの「翻訳」
ステレオタイプと個性
主題とスタイル

●第6章 人間の認識と人工のまなざし
エマニュエーレ・アリエッリ|2024年1月15日公開

無垢なる瞳
期待に基づく認識――目の「歴史的条件付け」
人間の不完全さに合わせる
おかしな認識と「データの無意識」
人工プラトン主義と、反事実的想像力
奇妙な手――ちょっとした余談
デジャヴと「感覚体制」のシフト

●第7章 AIアートとメディアの進化
レフ・マノヴィッチ|2024年3月27日公開

分割と再統合
ビジュアルAIとメディアの蓄積
圧縮と生成、リアリズム
断片の美学
若きアーティストへ

●第8章 ツールから作者へ
エマニュエーレ・アリエッリ|2024年9月24日公開

美的能力の拡張
ツールからエージェントへ
偶然の女神――無作為の(知覚された)自律性
人工の作者と、作者の意図
「努力」はどこへ向かうのか

●第9章 人間に「よる」か、人間の「ために」か――美的整合性の諸問題
エマニュエーレ・アリエッリ|2024年9月27日公開

「私はロボットではありません」と線引き問題
60語分の画像――絵筆としての言語
コンセプチュアルなAIアートについて
機械による判断 美は見る者のAIの中にある
美的整合性の諸問題
合成データと「AIカニバリズム」
機械のための美学

[解説]生成AI時代のリアルタイム思考
――予測するメディアと芸術=人間のゆくえ 久保田晃弘

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