【トークイベント】『スタジオジブリの撮影術』刊行記念 奥井敦 × 野崎透 × 百瀬義行(阿佐ヶ谷ロフトA)
ビー・エヌ・エヌでは、2023年11月に『スタジオジブリの撮影術 撮影監督・奥井 敦の仕事のすべて』を刊行いたしました。この度の刊行を記念しまして、著者の奥井敦さん・編著者の野崎透さん、またゲストにスタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』監督の百瀬義行さんをお呼びしてトークイベントを行います。
スタジオジブリ作品やスタジオポノック作品をはじめ、アニメーションの画づくりについて語っていただきます。
ぜひふるってご参加ください。
【詳細】
・開催日時:2024年2月3日(土) 19:00 - 21:00(開場18:00)
・会場:阿佐ヶ谷ロフトA
・参加費(チケットをご購入ください):
前売2,500円 当日3,000円 ※飲食代別 / 要1drinkオーダー
配信チケット 1,500円(アーカイブあり)
・お申し込み:
会場チケット販売ページ(会場チケットの販売は1/12(金)20時より)
配信チケット販売ページ
※阿佐ヶ谷ロフトAイベントページはこちらをご確認ください。
終演後にサイン会を予定しております。ご希望の方は、書籍をお持ちのうえご来場ください。
当日物販コーナーでも販売をいたします。
【出演者プロフィール】
著者:奥井 敦(おくい・あつし)
スタジオジブリ 執行役員 映像部部長/エグゼクティブ イメージング ディレクター。 1963年島根県生まれ。1982年に旭プロダクションに入社し、撮影の仕事を始める。『ダーティペア(劇場版)』で初の撮影監督に。
以後『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダムF91』などで撮影監督を務め、『紅の豚』、『海がきこえる』に撮影監督としてスタジオジブリ作品に参加。
1993年、撮影部発足と同時にスタジオジブリに移籍。『平成狸合戦ぽんぽこ』、『耳をすませば』、『もののけ姫』、『ホーホケキョ となりの山田くん』、『コクリコ坂から』、『風立ちぬ』に撮影監督として参加。
『千と千尋の神隠し』、『ギブリーズepisode2』、『ハウルの動く城』、『ゲド戦記』、『崖の上のポニョ』、『借りぐらしのアリエッティ』、『思い出のマーニー』では映像演出を務めた。他に『メアリと魔女の花』(スタジオポノック作品、映像演出)などがある。宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』では撮影監督を務めた。
編著者:野崎 透(のざき・とおる)
編集者・ライター。学生時代は理論物理を専攻。卒業後、企業の研究所でソナーAIの研究に従事するが、1年弱で退職。
航空雑誌の編集者・ライターを経てアニメーション雑誌『Newtype』の編集者に。その後、スタジオジブリの出版部に移籍。
『もののけ姫』の制作を間近に見る中で撮影の大切さを知る。続いてTVアニメーション『ガサラキ』(1998-1999)で初めてシリーズ構成・脚本を担当。
アニメーションの脚本家、編集者として様々な作品に関わる他、日本大学芸術学部映画学科で脚本の講師も務める(2020年退官)。
著書に『オレンジ流 3DCGアニメーション制作テクニック─MAKING OF BEASTARS』『アニメーションの脚本術 プロから学ぶ、シナリオ制作の手法』(ビー・エヌ・エヌ)などがある。
ゲスト:百瀬 義行(ももせ・よしゆき)
アニメーション演出家。高畑勲監督作品『火垂るの墓』(1988)での原画担当を機にスタジオジブリへ入社。
以降『おもひでぽろぽろ』(1991)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)、『もののけ姫』(1997)、『千と千尋の神隠し』(2001)など、数々のスタジオジブリ作品で中核的役割を担った。
『ギブリーズepisode2』(2002)で短編初監督。capsuleや新垣結衣のPVでも活躍。その後、スタジオポノック短編劇場『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』(2018)の一遍『サムライエッグ』、2021年にオリンピック文化遺産財団芸術記念作品となる短編映画『Tomorrow’s Leaves』を監督。
スタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』で監督を手がける。