【トークイベント】『DIGITAL BITES デジタル・バイツ アート&テクノロジーの摂り方』刊行記念 「デジタル時代の見る/見られる」 小形道正 × 原田美緒 × 本橋 仁(オンライン配信)
ビー・エヌ・エヌでは、2024年1月に『DIGITAL BITES デジタル・バイツ アート&テクノロジーの摂り方』を刊行いたしました。
2024年2月20日現在、金沢21世紀美術館は能登半島地震の影響により休館中となっておりますが(交流(無料)ゾーンの一部は2月6日(火)より再開)、その活動を盛り上げるべく、執筆・寄稿に携わっていただいた方々にご登壇いただき、配信でのトークイベントを開催いたします。ぜひ、ふるってご参加ください。
今回のテーマは「わたしたちの身に纏うものの未来について」です。『DIGITAL BITES』寄稿者でファッション研究者の小形道正さん、金沢21世紀美術館キュレーターで本展で主にファッションに関するセクションを担当した原田美緒さん、金沢21世紀美術館レジストラーで建築史家の本橋仁さんをお迎えし、デジタル時代における私たちが纏うファッションのあり様をめぐって討論します。
【概要】
・日時:2024年3月6日(水)14:00~15:30
・会場:オンライン配信
・参加費:800円(税込)
・主催:金沢21世紀美術館
・共催:ビー・エヌ・エヌ
・お申込みと詳細:こちらの弊社ページよりイベントチケットをご購入ください。
【出演者】
小形 道正(おがた みちまさ)
1985年、長崎市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期単位取得退学。大妻女子大学家政学部専任講師。専攻は文化と芸術の社会学、社会理論、現代社会論。主な論文に「ファッション・デザイナーの変容―モードの貫徹と歴史化の行方」(『社会学評論』No.265、2016年)、「贈与・所有・変身―衣服をめぐる欲望の相乗性と相剋性から」(『思想』No.1192、2023年)など。主な展覧会に「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」(2019-21年)など。
原田 美緒(はらだ みお)
金沢21世紀美術館アシスタント・キュレーター。1995年埼玉生まれ東京育ち。東京大学文学部思想文化学科美学芸術学専修卒業後、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科キュレーション専攻修了、平山郁夫文化芸術賞受賞。2022年より現職。自身もパフォーマンス活動に従事していた経験からパフォーミング・アーツに関心を寄せてきた。近年は、社会における所与の条件を問い直す芸術実践について調査・研究を進めている。キュレーションをした展覧会に「PRINT (ed.) VOICES」(東京、2021年)、「(((((,」(東京、2022年)がある。
本橋 仁 (もとはし じん)
建築史家、金沢21世紀美術館レジストラー、博士(工学)。1986年東京生まれ。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手、京都国立近代美術館特定研究員、文化庁在外芸術家研修員としてCanadian Centre for Architecture(CCA)に滞在を経て、現職。2024年より「建築討論」編集長。建築作品に「旧本庄商業銀行煉瓦倉庫」(福島加津也+冨永祥子建築設計事務所と協働、2017年改修)、編著書に『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート、2022年)、『ホルツ・バウ 近代初期ドイツ木造建築』(TOTO出版、2022年)など。キュレーションした展覧会に「第14回ベネチアビエンナーレ日本館」(2014年)、「分離派建築会100年 建築は芸術か?」(2020年)など。