多様で複雑な世界を、いまどう描くか 12人のマンガ家・イラストレーターの表現と思索の記録
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多様で複雑な世界を、いまどう描くか
12人のマンガ家・イラストレーターの表現と思索の記録

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  1. 多様で複雑な世界を、いまどう描くか 12人のマンガ家・イラストレーターの表現と思索の記録
2025年9月18日発売
¥2,970 (税込み・予価)
BNN公式サイト / 品切れ

Description

いま、みんなで考えたい
変わり続ける世界と表現のこと

 近年、政治的・社会的に公正な言葉を使うことや表現することの重要性が広く知られるようになり、「DEI」や「ポリティカル・コレクトネス」といった言葉も日常的に耳にするようになりました。こうした動きを背景に、これまで可視化されてこなかった多様な人々の姿や社会のありようを表現しようとする試みも、さまざまな分野で進んでいます。一方で、こうした変化に不安だけでなく、時に反発の声があがることもあり、表現者する人たち、またそれを受け取る人たちも、これまで以上に知識や見識が求められ、葛藤することも増えました。
 本書では、「人」と「世界」に向き合い、表現を続ける12人のマンガ家・イラストレーターに表現する上でのモチベーションや葛藤、日々の模索や気づきなどについて伺ったインタビューとともに、作品をご紹介します。さらに、「人物表象」、「エスニシティや人種的・民族的マイノリティ」、「ジェンダー平等とフェミニズム」、「LGBTQ+」、「障害者とその生」、「ルッキズム」といったテーマを基に、各分野の識者による寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」を巻末に収録。変わり続ける世界の中で、「表現」について改めてみんなで考えるための1冊です。

インタビュー+作品紹介:スケラッコ/増村十七/北村みなみ/谷口菜津子/サイトウユウスケ/ながしまひろみ/木内達朗/はらだ有彩/大白小蟹/とあるアラ子/新地健郎/やまじえびね

巻末特集「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」:山本美希/荒井裕樹/野中モモ/長田杏奈/下地 ローレンス吉孝/潟見陽

ISBN:978-4-8025-1339-5
定価:本体2,700円+税
仕様:A5判/224ページ
発売日:2025年9月18日
編集:BNN編集部
デザイン:川名潤

Contents

目次 ……  P.002
はじめに …… P.004

作品紹介+インタビュー
スケラッコ …… P.009
増村十七 …… P.025
北村みなみ …… P.041
谷口菜津子 …… P.057
サイトウユウスケ …… P.073
ながしまひろみ …… P.089
木内達朗 …… P.105
はらだ有彩 …… P.121
大白小蟹 …… P.137
とあるアラ子 …… P.153
新地健郎 …… P.169
やまじえびね …… P.185

巻末寄稿「人と世界、表現をもっと知るためのヒント」
「ヒント 1 人物表象」山本美希 …… P.202
「ヒント 2 障害者とその生」荒井裕樹 …… P.205
「ヒント 3 ジェンダー平等とフェミニズム」野中モモ …… P.208
「ヒント 4 人種的・民族的マイノリティの現実」下地 ローレンス吉孝 …… P.211
「ヒント 5 LGBTQ+とロールモデル」潟見陽 …… P.214
「ヒント 6 ルッキズム」長田杏奈 …… P.217

参考文献 …… P.220

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