【トークイベント】『超軽工業へ:インタラクションデザインを超えて』刊行記念 「融けたデザイン:「デジタル vs.フィジカル」を超えて」 渡邊恵太 × 美馬直輝(イベントスペース・amu)
ビー・エヌ・エヌでは、2025年1月に『超軽工業へ インタラクションデザインを超えて』を刊行いたしました。この度の刊行を記念しまして、トークイベントを開催いたします。ぜひふるってご参加ください。
本書は、HCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)研究者の渡邊恵太さんが、デジタル技術を前提とするこれからの「ものづくり」とデザインにおける新たな指針を提示するものです。DX、IoT、メタバースなど急速に「デジタル化された社会」に移行する現在、UI/UXデザインのみならず、あらゆるものづくりの基盤となる一冊です。
これまで、社会は「多様な存在を認めることは人間にとって共通善である」という文脈から「多様であること」を強く主張してきました。しかし、多様性(個々人への最適化)をフィジカルに実現することへの限界も見えています。こうしたものづくりでは、もはや誰も幸せにはならないことがわかってきているのです。では、どうすればよいのか。本書の提案する多様性の議論や「超軽工業」という概念がもたらす可能性は、その答えの一つを導いてくれるはずです。
本トークイベントでは、ハードウェアプロダクトも含めた様々なUI/UXデザインを手掛けてきた美馬直輝氏(ハイジ・インターフェイス株式会社)をゲストに迎え、「超軽工業」という概念がもたらす可能性を議論します。「フィジカル vs. デジタル」という二項対立の議論ではなく、「フィジカルがいい」という層をデジタル技術でいかに取り込んでいくのか、あらゆる多様性の中で誰もが安心して暮らせる〈ウェルビーイング〉のための話をしましょう。ぜひ、ご参加ください。
【概要】
・日時:2025年3月29日(土)14:00~16:00(会場は16時〜17時はサイン会&懇親会)
・会場:
イベントスペース・amu(〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目17-2)
もしくはオンライン視聴
・会場定員:25名
・参加費:
イベントスペース:1,100円(税込)
オンライン視聴:550円(税込)
・お申込みと詳細:
こちらの弊社ページをご確認ください。
●イベントスペースご希望の方
●オンライン視聴ご希望の方
※アーカイブ配信あり。会場参加 or オンライン視聴でもご視聴いただけます。
【出演者】
渡邊恵太/わたなべけいた
明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授。博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)。知覚に基づくインタフェースデザインや、IoTにおけるインタラクションデザインの研究を行う。昨今はインタラクションデザインを持続可能な欲望処理の探索として位置づけ研究を行う。著書に『融けるデザイン ハードxソフトxネットの時代の新たな設計論』(BNN、2015)。近著に『超軽工業へ インタラクションデザインを超えて』(BNN、2025)がある。
美馬直輝/みまなおき
UXデザイナー・プロデューサー。人間中心設計専門家。睡眠サポートロボット「ネモフ」開発者。新規事業開発やスタートアップのプロジェクトにおいて、UXデザインや事業推進面での長期コミットを中心に幅広く活動中。ハイジ・インターフェイス株式会社 取締役CXO。タイムリープ株式会社CXO。パルスボッツ株式会社 代表取締役CEO。